トークサロンのご案内

親業訓練で期待できるのは、こんなこと

親と子の関係づくり

良かれと思って子どもにかけている言葉が空回りする…。
誰にでも経験があることではないでしょうか。
親の思いを子どもに伝えるためには、いくつかの大切な要素が
存在します。単なるノウハウではなく、コミュニケーションの
根本的な所から一つひとつ体系的に学びます。

自分で考え、行動する力を育てる

親業訓練の特徴は、『子どもが所有する問題』を、親がいたずらに取り上げないことです。
今、誰の気持ちが辛いのか、誰が困っているのか、
そこをしっかり見つめることからコミュニケーションを考えます。
子どもの力を信頼し、自ら解決の一歩を踏み出せるよう、
自立心を損なわない形で手助けする方法を学びます。

社会性と思いやりを育てる

たとえ、日に100回『人にやさしくしなさい』と教えたところで、
本当の意味の思いやりが育つものでしょうか。
親業では、親が子どもの行動を事実として一つひとつ見る練習をし、
それによって被る具体的な影響と、生じた感情を伝えていきます。
善悪を基準に叱りつけたり非難するのではなく、『何が、どう嫌なのか』『なぜ困るのか』を適切に伝えることで、子どもは、親の率直な感情に目が向きます。ここから、思いやりが育つ貴重なチャンスが生まれます。

勝ち負けの二分法からの解放

ゴードン博士は、人間に対立はつきものである、と指摘しています。
たとえ親子といえど異なる考えをもつ者同士、当然その欲求や価値観の反目が起こり得ます。
この対立を『どちらが正しいか』という視点で争ってしまうと、互いに負けたくない気持ちが強まり、解決は難しくなってしまいます。
どちらも負けた気がしない対立の解き方…これがゴードンメソッドがめざす『勝負なし法』です。
適切な形で、子どもにも参加意識が持てる方法を用いれば、思いがけない解決案が叶うことがあります。
親が、力に頼らず知恵を駆使した平和的解決を実践することは、子どものコミュニケーション能力を育む上でも貴重な経験となるでしょう。

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